嘉穂リーバーサイドロードレース

毎年11月開催

【【 嘉穂リーバーサイドロードレース公式 HP 】】 ・ 記録集
大会開催要項 (ランナーズHP大会ガイド)
嘉穂町観光案内 (嘉穂町役場 HP)
筑豊地域観光案内(システム工房 HP)
リクルート【飯塚・田川】 見る情報遊ぶ情報

嘉穂町の紹介

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          ~ 心和む歴史深き筑豊の山里、古きを暖め新しきに目を向ける町 ~

●筑豊・嘉穂町の歴史と伝統 : 九州北部、福岡市と北九州市の間に位置する筑豊盆地。遠賀川がもたらす肥沃な大地のおかげで太古から人々が住み着き稲作も早くから行われていた。縄文から弥生・古墳時代と多くの遺跡が点在し、朝鮮半島に近く北に開かれた土地であるためか大陸との交易も盛んに行われていたことが出土品から判明している。
 なによりこの地方の発展に寄与したのが、明治から爆発的に進んだ炭鉱開発だろう。文明開化が叫ばれた時代、鰻上りの石炭需要を見越し多くの企業が炭鉱開発を競った。遠賀川は五平太船と呼ばれた石炭を満載した川舟が行き交い、鉄道も筑後平野一帯に敷かれて行った。石油に主役の座を譲る昭和30年代まで石炭掘削は続き一時は全国の30%の採掘量を誇り北九州の発展を支えてきた。
 嘉穂町は江戸時代初めに黒田藩六端城のひとつ益富城の城下町として整備された。一国一城令による益富城廃城後は二つの街道が交差する宿場町として栄え、酒・醤油等の醸造が盛んに行われ現在も町に当時の雰囲気が残る。静かな自然に囲まれ、町民気質も和やかなためか近年は窯元・工房・こだわりSHOPなどが集まり始め新しい時代の町づくりが進んできている。

●嘉穂町の産業・名産品 : 稲作、施設野菜、園芸、果樹(なし・りんご等)、畜産(筑豊牛)、日本酒(黒田武士・玉の井酒造【寒北斗】・梅ヶ谷)

●嘉穂町散策 : 案外広い嘉穂町であるが、商店街・役場・学校など含めた町の中心は国道211号と322号が交差する周辺に固まっている。城下町・宿場町として発展してきた歴史からお寺・神社が多く、益富城の大手門・搦手門が町中の寺に移築されている。神社には多くの彩り豊かな絵馬が奉納されておりこれらを見学するのも当時の芸術感覚を味わえておもしろい。大絵馬の数では全国屈指の密度で町外れの小さな神社にも奉納されている。絵馬で埋め尽くされている拝殿の天井をちょっと覗いてみよう。役場周辺では”北斗宮”という神社が階段を上った高台にある。
 歴史的には古墳と炭鉱で有名な筑豊地方。周辺市町村にはこれらを解説した博物館が点在する。それぞれ車で20~30分かかる距離があるが、飯塚市内の
飯塚歴史資料館、桂川町の玉塚装飾古墳館、田川市の石炭資料館、直方市の石炭記念館などが比較的見ごたえがある展示だ。
 日本三大修験場のひとつ
英彦山は嘉穂町から40分も車で走れば着く。年によってばらつきはあるがこの時季みごとな紅葉がまだ残っているはずだ。英彦山神社までは苔むした古い石階段が続きとても風情があるが、かなり段数が多いので走り終わったランナーの方は御覚悟を。帰りは中腹にある英彦山温泉で疲れをとるといい。
 嘉穂町の山懐にはフルーツ村があり、この時季はもぎたてのリンゴが店先に並んでいる。また、国道211号沿いにある
嘉穂町物産館”カッホー馬古屏”に行けば嘉穂町で栽培された新鮮野菜や花、様々な加工食品などが売られているので覗いてみるとおもしろいだろう。

●嘉穂町への交通 : 福岡市内から車で約45km1時間30分(八木山バイパス経由)、大分市内から車で約130km2時間(高速大分道利用)、熊本市内から車で約110km2時間(九州道利用)、福岡空港からバスで約2時間(福岡空港→飯塚 20便/日、飯塚→嘉穂 多数/日 西鉄バス参照
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嘉穂リバーサイドロードレースの紹介


●コース概要 : 北九州地方でも最大級の遠賀川の源流付近に広がる山々に囲まれた土地が走りの舞台だ。川沿いのコースというよりは遠賀川脇の田畑の中にコースを引いており、県高校駅伝のコースにもなっている。大きな峠道がなく比較的平坦ではあるが筑豊の直方平野の中でも山に近い場所なので川に沿って遡れば緩やかに上ることになるし、川から離れて山に近づけば少々のアップダウンも覚悟は必要。嘉穂町総合運動公園スタート後、遠賀川に向かって少し下った後、川と平行に田畑の中を上流へと走る。刈り取りの終わった田んぼが広がり、左側に目をやると川の向こう側に嘉穂の町並み、そしてそのうちに台形状の山が見えてくる。ここにはその昔、益富城がそびえており秀吉の九州平定における砦ともなった場所だ。
 往復10kmほど川と平行に走った後山側に入っていく。田畑が広がりぽつぽつと民家が点在するのは変わりないが、所々で上り下りが控えており中間地点も過ぎ、ちょっと辛いところだ。ゴール前の19km地点付近にもひと上りがあり、前半のとばし過ぎには注意が必要なコースだ。ただ、道路脇のちょっとした雑木林にも紅葉が見られ、晩秋のしっとりした山里の季節感を感じとれる。
 

●大会の生い立ち : 昭和63年に始まる本大会が開催される前、嘉穂町では町民を対象にした健康マラソンを開催していた。嘉穂町体育協会30周年を記念しこれをさらに県内外から広く参加者を集めた賑やかな大会にしようと”嘉穂町リバーサイドロードレース”が始まった。当初2、3、5kmのコース設定だったが、その後10mile、そしてハーフと長い距離も開拓してきた。1999年から始めたハーフのコースは福岡県の高校駅伝大会にも利用され、大牟田・筑紫女学園に代表される全国レベルの実力校の競い合いの舞台ともなっている。距離の長いコースの開拓と共に参加者も年々増加傾向で九州北部でランナーになじみの大会になってきた。
 ボランティア参加者の数は町内から400名に上る。直前に開催されている高校駅伝や秋祭りなどにも協力した上での参加だが、非常に協力的だと言う。エイドのサポートから交通整理、会場でのゴール後の選手へのケア、前日から仕込んでる豚汁のサービスなど皆明るくテキパキとしている。おかわり連発の豚汁の味を見れば大会へ取り組む前向きな姿勢もよく伝わってくる。こういったボランティア・スタッフが行う運営への信頼もあり管轄する警察署も協力的らしい。コース内には多くの警官・白バイが動因され、一時的ではあれ国道も片側車線封鎖しランナーに開放している。このことは日頃から町民と警察の間で業務的ではない信頼関係が生まれているということだろう。この白バイの数の多さは同規模の他の大会では見られない。
 実業団や全国レベルの高校の陸上部監督には嘉穂町出身が多いと言う。長距離ランナーに力を与える何かがこの町にはあるのかもしれない。

●銭湯・温泉 : ◆稲築温泉なつきの湯 (国道211号を嘉穂町から飯塚方面へ車で15分ほど走ったところ)、 ◆伊川温泉(八木山峠を上る手前の温泉郷、国道201号で福岡へ戻る方に便利)、 ◆嘉穂の湯(八木山バイパスで福岡へ戻る方に便利)
 会場の嘉穂町総合運動公園内・体育館にシャワー設備がある。

●エイドステーション : 水

●2003年大会記録
完走人数 ハーフ: 373名

ハーフ

総合順位

男性

女性

1位

1:06:28

1:18:08

2位

1:08:30

1:18:20

3位

1:08:33

1:18:21

4位

1:11:28

1:19:20

5位

1:12:47

1:22:13

6位

1:12:50

1:25:52

7位

1:13:05

1:26:30

8位

1:13:16

1:27:57

9位

1:13:28

1:34:27

10位

1:13:39

1:35:37

※招待選手含む
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