ランニング桜島

毎年3月開催

【【 ランニング桜島公式 HP 】】
大会開催要項 (ランナーズHP大会ガイド)
桜島観光案内 (桜島町役場 HP)
リクルート【鹿児島・桜島】 見る情報遊ぶ情報

桜島町の紹介

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桜島町  ~ 火の山と共に歩み続ける、たくましき人々の住む島 ~ 


●桜島町の歴史と伝統 : 現在錦江湾(鹿児島湾)となっている姶良カルデラが火山の大陥没によりできあがり、そのカルデラのふちに当たる部分に桜島が生まれた。広大なカルデラができた後に活動が始まったことでは阿蘇と同じ歴史をたどっていると言える。
 その桜島は今からおよそ1万5000年前、活動が始まった。桜島の火山は若い部類に入り、近年でも記録に残っている噴火として、1476(文明8)年・1779(安永8)年・1914(大正3)年・1946(昭和21)年の4つ存在する。かなり活発な火山であり、しかも発散するエネルギーは国内最大と言われている。1914年1月12日の大正の大噴火は8200メートルまで噴煙が上がり、火山灰はカムチャツカ半島にまで届いたと言う世界レベルの大ニュースだった。この大噴火により大量の溶岩が流失し、当時島だった桜島は大隈半島とつながり、沖合いの小さな島も溶岩の下へ飲み込まれてしまった。死者35人行方不明23人負傷者112人を出した。しかし多くの被害者は地震による鹿児島市街地でのもので、早くから危険を察知して非難していたため桜島での被害者の数は少なかった。
 昭和9年、現在の桜島フェリーの前身が誕生した。火山の島の子どもたちがたくましく生きていける知識を身につけることを願って通学船として就航を始めたものだった。今では年間150万人もの輸送実績を有し、桜島町民のみならず多くの人々の貴重な足としての地位を築いている。
 昭和になっても山頂噴火を続け現在も活発な活動が続いている。そんな危険と隣り合わせの桜島だが、人々は住み続けている。土石流のエネルギーを分散させ安全に海まで導く砂防ダム建設、詳細な住民の避難体制の策定。いずれも対峙するのではなく、火山を受け入れた安全対策を築いている。一方で、火山桜島を前面に出した観光誘致など恩恵も余すことなく受ける。長い間桜島と向き合ってきた住民は今も『火山桜島』との共存の道を探っている。

 お勧め:桜島への熱い思いが伝わる【桜島町町長エッセイ

●桜島町の産業・名産品 : 世界一大きい桜島大根(梅・味噌漬)、世界一小さい桜島小みかん、ビワ、溶岩焼(陶芸)

●桜島散策 : 会場の近くに片道2kmほどの溶岩なぎさ遊歩道が整備されている。大正溶岩の中につくられた遊歩道であるが、緑も多く鳥のさえずりも耳に入る。さまざまな形の溶岩がゴロゴロしており、対岸の鹿児島市街の街並みとのギャップが面白い。スタート前のウォームアップコースに最適だ。会場から歩いてすぐのところに桜島ビジターセンターがあり桜島誕生の歴史から自然まで学ぶことができる。自分の走っている大地がどのようにしてできあがったかを知ればより一層大会が思い出深くなると思う。
 会場から山側へとひたすら車で上っていくと、15分ほどで
湯平展望所に着く。標高が高く、桜島中央の荒々しい山々と鹿児島の街並み両方の展望がとてもよい。車がある方にお勧めしたい。車がない方は温泉に入った後、道の駅【桜島めぐみ館】に行ってみるとおもしろいかもしれない。地元でとれた野菜からさまざまなお土産が揃っている。筋肉痛の足でも歩いて行ける距離にある。桜島大根の漬物は数が限られている関係で桜島でしか購入できないらしい、お勧めの一品。

●桜島への交通 :◆鹿児島市内からフェリー(24時間営業・1~6便/1時間 時刻表)で15分、◆福岡市内から約280km車で4時間30分(九州道利用 薩摩吉田インターOUT 桜島フェリー利用)・全て陸路の場合約300km車で4時間30分(九州道利用 国分インターOUT)、◆宮崎市内から約130km車で2時間30分 ◆鹿児島空港から約1時間20分(空港→金生町バスで50分・時刻表 桜島桟橋まで徒歩5分 桜島桟橋→桜島フェリーで15分)
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ランニング桜島の紹介


●コース概要(ハーフ) : フェリーターミナルの近くの町のグラウンドが会場。前半は平坦な海沿いの道、後半は長めのアップダウンがある溶岩大地の中の道を走る。海も見え溶岩がゴロゴロしている脇を走るなどハーフながら景観のいいコースだ。
 スタート後、海沿いを東へと走る。集落や漁港が連なっている一帯なので島民の声援ももらえる。溶岩でゴツゴツしている桜島の中でも特に平坦な道路なので厳しい坂はほとんどない。防波堤が低く海もよく望めて気持ちいい。スタート後約8kmの折り返しまでの間にはアコウの群落があり、空を覆い隠すほどアコウの枝葉が頭上に広がった下を走る地点もある。コナの町の大きな木と同じイメージだ。
 再びフェリーターミナルに戻って今度は大正時代に流出した溶岩の上の道を走る。後半にしてはきつい上り坂が1kmほど続く地点があるので覚悟が必要だ。大正時代の溶岩であるためこげ茶色の大地が一面広がっていると言うわけではなく、ススキや松などの植物も自生し始め緑も広がる。1kmの上りの後残り約3kmはゴールに向かって少しずつ下っているので、記録ねらいの選手はここでスピードアップできるペース配分が必要となる。この最後の1kmの上りでペースダウンするようでは記録は出せないコースだ。
 最後ゴール手前では目の前に桜島の山々がドカっと迫る。桜島にパワーをもらって思いっきりスパートしよう。ゴールまでの500mの直線は少し上り坂になってはいるが・・・。

●大会の生い立ち :昭和56年、鹿児島南日本新聞社の100周年記念行事として桜島町とタイアップして始まった。当初は5kmと10kmの2種目区で第一回大会は1240名のランナーが集まった。当時の桜島町観光課長が中心となって運営にあたった。この観光課長(その後の町長さん)は現在会場に使用している溶岩グラウンド建設を発案したり、5000本の桜を通りに植えるなど将来の観光の重要性を感じていたかなりなアイディアマンだった。

●温泉・銭湯 : ◆桜島マグマ温泉【国民宿舎レインボー桜島】、選手無料 茶褐色の湯で鉄分豊富な温泉らしい温泉 ちょっとしょっぱい 錦江湾を展望でき港を往来する桜島フェリーが見える ◆古里温泉、1050円 透明の湯 白い浴衣を着て入浴することで有名・混浴 車で桜島口へ向かう途中にある ◆白浜温泉センター 300円 マグマ温泉同様茶褐色&塩分含む マグマ温泉よりは成分が濃い感じがした ハーフ折り返し地点よりもうちょっと先にある

●エイドステーション : 水・スポーツドリンク・バナナ・黒砂糖

●2005年大会記録
参加人数 ハーフ: 1431名(エントリー)

ハーフ

総合順位

男性

女性

1位

1:08:25

1:29:54

2位

1:08:31

1:30:09

3位

1:09:11

1:33:41

4位

1:09:24

1:34:47

5位

1:09:42

1:35:56

6位

1:10:14

1:36:27

7位

1:10:17

1:36:38

8位

1:10:18

1:40:14

9位

1:10:31

1:40:35

10位

1:10:43

1:41:28

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