たねがしまロケットマラソン

毎年3月開催

【【 大会公式 HP 】】
大会開催要項 (ランナーズHP大会ガイド)

リクルート【種子島】 見る情報遊ぶ情報

種子島の紹介

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         ~ 稲作・芸能・文化そして鉄砲、 黒潮がもたらす恵みの島 ~

●種子島の歴史と伝統 : 弥生の時代から種子島では稲の原種『赤米』が栽培されていた。他の日本国内の赤米と違い、南方から渡来してきた米とされる。また、日本書紀に当時はまだひとつの国だった種子島のことを『稲常に豊かなり、ひとたび植えて再び収む。』と書かれている。古代より稲作が盛んで実り多い豊かな島だったことが種子島の名前の由来とされている。
 1543年、種子島南端にポルトガル人・中国人・琉球人が乗っていた中国貿易船が漂着する。このとき船にあった火縄銃に目をつけた島の領主がこれを2丁・2000両で購入した。世に言う鉄砲伝来だ。火縄銃の最初の複製は島内で作られた。砂鉄が豊富に採れることから、種子島には太古から製鉄の技術があったためだ。当時戦国の世だった日本、織田信長が鉄砲を利用した戦術で快進撃を続けることなどから、鉄砲製作技術は瞬く間に日本中に広まった。この鉄砲製作技術の伝来は視点を変えれば、鉄のパイプを作る技術とねじを作る技術の伝来だった。現在の日本の高度な科学技術はまさしく種子島にまかれたふたつの『技術のたね』が稲穂のように実った結果と言っても過言ではない。

 源太郎踊り・面踊り・兵児踊り・ヨンシー踊り・花踊り・・・かなりの数の芸能が現在の種子島に残されている。大阪・京都から伝えられたものや琉球のかおりがするもの、日向のひょっとこに似たものなど実に多種多彩だ。これが示すことは、種子島は昔から積極的に外部の芸能文化を吸収してきたと言うことと、それを可能とする地理的条件が整っていたということだ。大潮流『黒潮』がそれを手助けしてきたことは言うまでもない。現在種子島には最先端の科学技術であるロケットの発射場が存在する。400年以上も昔、種子島にたどり着いた小さな種は今、日本に大きな恵みをもたらしている。

●種子島の産業・名産品 : さとうきび・ばれいしょ・花き栽培(フリージアは日本一)・落花生・日本一早い収穫のコシヒカリ・伊勢エビ・ゾーリエビ・クツエビ・ハマエビ・クマエビ

●種子島散策 : 種子島の見所はやはりきれいな海であり自然だ。ただ、この時期海水浴は無理なので大会後1日とってレンタカーで島をドライブすることをお勧めする。特に南端の門倉岬を含む島の南部は展望がすばらしく、きれいな海がよく見渡せる。400年以上も前にこの付近に鉄砲が伝来したかと思うと感慨深くもなってしまう。ゴール会場の種子島宇宙センターにある宇宙科学技術館種子島赤米館、西之表の種子島開発総合センター(鉄砲館)あたりが必見の展示テーマ館だ。鉄砲館内の昔の火縄銃のラインナップは必見だし、ビデオで種子島の伝統芸能もまとめて見ることができる(とにかく数が多いので全て見ると1時間以上かかる)。
 ドライブしながら島内をめぐりところどころ立ち寄ってのんびりすればちょうど1日ぐらいになる。
定期観光バスも運行しているのでひとりでも手軽に観光は可能だ

●種子島への交通 : ◆鹿児島市内から高速船(時刻表)で1時間35分(4便/日)・フェリー(時刻表)で3時間50分(1便/日) ◆鹿児島空港から飛行機で40分(5便/日) ◆大阪伊丹空港から飛行機で1時間55分(1便/日) 
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たねがしまロケットマラソンの紹介


●コース概要 : 全長約60kmある種子島。この島を北から南へ縦断するコースになる。スタートとゴールは全く別の場所だ。島の西海岸からスタートし島南部の東海岸がゴールとなるため途中島を横断する必要があり、小さな峠を越える。島の中でも平坦な道を選定してコースを引いているが、フルマラソンとしては比較的アップダウンの多いコースと言える。
 島の玄関口西之表市の南に位置する『よきの海水浴場』前から火縄銃の号砲でスタートする。初め緩やかな上りになるが小手調べ程度なのであまり気にする必要はない。13km地点辺りまでは島の西海岸沿いを走るのでほぼフラットで走っていて海の風が気持ちいい。変化に富んだ岩場が続く地点もある。13kmを過ぎると海岸線を離れ内陸へと向かっていく。22km地点あたりまではゆっくりと上り坂が続く。20kmあたりが中種子町の中心部になるが、ここまでは民家も少なくちょっと寂しいかもしれない。後半にもひとつ峠があるのでここは力まずに、余裕を持って上り坂をこなしたいところだ。中種子町の中心部を過ぎたところで国道から県道へと入っていくが、まもなく最初の上りのトップ地点になる。下りは上りと違いけっこう急になっているので飛ばしすぎに要注意だ。後半の峠は35kmあたりから始まるが、それまでは白浜の広がる熊野海水浴場やヒルギが群生する湿地帯の脇などを走り、種子島の自然が堪能できる。後半の峠のピークは37kmあたりになる。上りは2km弱続いていた。22km地点までの上りよりかなり傾斜がきついので泣きが入りそうだ。しかし、まわりには種子島南部の森が広がり、ところどころ森の中に混ざりピンクや白の花を咲かせた桜が展望のよい場所から見ることができる。広葉樹林が広がっているため野鳥のさえずりもそこここで聞こえる。峠を降りると田植えが始まり水の張られた田んぼが左右に広がった景色になる。そして最後の最後、ゴールの直前にも上りが少しあるが涙をこらえて乗り切ろう。
 西海岸・内陸・東海岸・種子島の森・水田広がる地域、とさまざまな景観を楽しめるのは、スタート後島を北から南に縦断する『鉄砲玉コース』だからだろう。ここの大会もまた、島の持ち味を生かしたシャレたコースと言える。

●大会の生い立ち :

●温泉・銭湯 : 

●エイドステーション : 水・スポーツドリンク・島バナナ・黒砂糖・スポンジ・サロンパススプレー   ※ゴール会場ではからいもせん(サツマイモの澱粉をくずもちのように固め黒糖やしょうが醤油でまぶして食べる)・インギー鳥汁など島独自の食べ物も用意してくれている 

●2005年大会記録
参加人数 フル: 171名(完走者) 
ハーフ:101名(完走者) 

フル

ハーフ

総合順位

男性

女性

男性

女性

1位

2:31:26

3:21:10

1:15:44

1:45:01

2位

2:45:39

3:33:45

1:18:04

1:47:23

3位

2:47:56

3:34:17

1:18:41

1:47:28

4位

2:53:25

3:42:37

1:19:01

1:50:27

5位

3:00:14

3:48:45

1:19:47

1:52:45

6位

3:00:21

3:48:49

1:22:10

1:53:13

7位

3:02:24

3:58:58

1:24:09

1:54:53

8位

3:04:34

4:02:58

1:25:10

1:59:02

9位

3:05:05

4:18:28

1:27:32

1:59:51

10位

3:05:21

4:26:58

1:28:11

2:00:17

火縄銃

スタート

ロケットマン?

かわいい応援団

エイド

西海岸側

西海岸側

中種子町での応援団

エイド

ボランティアさん

ゴール直前

ゴールゲート

ゴール会場

鹿児島君?

ゴールの足湯コーナー

離島戦隊タネガシマン