福岡のランニングショップ 【ランザローテ】

 初めてランニングシューズを購入するという初心者に向けて、ランニングシューズの選び方をアドバイスします。基本となるチェック項目ですので、店員さんと相談しながらシューズ選びをしたことがないという方にも参考いただけます。


1.自分の足型は何型か確認しよう

 足の形も人それぞれ。形によって主に3タイプに分けられています。(図1) それぞれ特徴は一目瞭然ですが、ランニングシューズを選ぶときの注意点は異なります。 スクエア型は小指の横方向の圧迫、エジプト型は親指つま先の当り、ギリシャ型は比較的シューズになじみやすい形ですがシューズ幅(ワイズ)の確認が必要です。
 自分の足はどのような特徴があり、どこを注意したらよいのか把握しておきましょう。


【 図1 】



【 図2 】

2.シューズの使い道を説明しよう

 ランニングシューズを購入して何をしようとしているのか? ランニングシューズですから当然ランニングと考えがちですが、『いや、まだ走れないからウォークから』と言う方もいるでしょう。 また、『今度いぶすき菜の花マラソンでフルマラソン走ります!』という方もいるでしょうし、制限時間内の完走を目指すファンランではなく、『フルマラソン4時間切りが目標です!』と高い目標を持っているかもしれません。

 人の足型もさまざまなように、シューズのタイプもさまざまなのです。 どのような走りに合っているのかそれぞれ異なります。 自分がシューズを購入して何をしようと考え、マラソン大会参加なら目標タイムはどのくらいなのか、恥ずかしがらず話すと店員さんも一緒になって合うシューズを考えてくれることでしょう。  さらに、過去に陸上競技やその他スポーツの経験がどのくらいあるのか話すことも参考になります。 たとえブランクがあったとしても、ゼロから始める人と経験のある人ではランニングの入口が違います。 経験がある・ないもはっきり伝えるとよいでしょう。


3.サイズを測定しよう

 お店で足サイズを測定してもらいましょう。(図3) 案外自分の足サイズは知らないもの。 『普段●●センチを買っているから』とか『通勤用の革靴は●●センチだから』という情報はランニングシューズ選びにはあまり参考になりません。 と言うのも、そもそも履いているサイズが適切なのかどうか分からないのです。 ランニングの場合つま先に余裕を作る必要もあるのでカジュアルシューズとサイズがずれることもあります。 革靴の場合と比べてワンサイズかツーサイズ大きめを選んでフィットする場合が多いので、革靴のサイズもあてになりません。 少なく見ても2・3割の人がシューズのサイズを間違えて履いているようです。


【 図3 】


4.シューズタイプの違いを知ろう

 まだ考えられないでしょうが、例えとしてマラソン大会でゴールする人のことを考えてみましょう。 マラソン大会をゴール付近で見ていると人は途切れることなく延々と続きます。 ですから当然ゴールタイムも人により違います。 フルマラソンを2時間台でゴールする人もいれば、4時間5時間の人、さらには制限時間内ぎりぎりの7時間8時間の人も。 ゴールタイム(スピード)が違うと走りも違い、それぞれに合ったランニングシューズも違ってきます。 たくさんありそうに見えるランニングシューズも実は自分に合ったものは少ないのです。 ランナーもさまざまなのだからシューズにもさまざまなタイプが存在するということを知っておきましょう。

 初心者の人、まずは速い人が履くいわゆる”レーシングシューズ”に手を出さないことです。 分かりやすい見分け方は右の写真のように靴底(アウトソール)にひっかかりの良い素材を使用しています。(図4) 簡単に言うと舗装道路用のスパイクです。 ミズノでは”G3ソール”、ニューバランスでは”ダイナライド”などと呼ばれています。 スパイクなのですから間違いなくスピードが出しやすくすることが目的です。 この様なシューズは軽量にもできているので、『軽いシューズには手を出さない』と思っていてもいいでしょう。 足への負担や衝撃が大きくなります。

 
【 図5 】
左:初心者向きセイフティシューズ 右:速い人向きレーシングシューズ
初心者の場合一目では違いが分かりにくい

 
【 図4 】





それでは実際に、相談しながら店員さんが選んでくれたシューズに足を通してみましょう。






5.シューズを試し履きしてみよう

 試し履きをするときには靴紐(シューレース)を一旦足先まで完全に緩め、前から順に締め直していきましょう。 シューレースの締め具合によって感じ方はかなり違います。(図6)

 最初にシューズのかかとに足を合わせてからシューレースを締めてみましょう。 かかとにはヒールカップと呼ばれる型が入っています。 これは足とシューズを一体にさせる大切な役割を担っていますが、シューレースの締め具合で調整がききません。 相性の良し悪しになりますので圧迫され痛くないか緩すぎないか確認してみましょう。(図7)
 かかとをあわせた上でシューレースで締めた足の横や甲の部分のフィット感を確認しましょう。 ランニングシューズは使い続けていくうちになじみが出てゆとりが生まれてきます。 購入当初はキュッと締まった状態が理想です。

 最後に足先をチェックします。 つま先に指半分~1本分の隙間が開いているか、親指や小指の当りはきつくないか、拇指球部分の当りはきつくないかなど確認してみましょう。 補強材の位置によっては足との相性が悪い場合もあります。(図8)


【 図6 】


【 図7 】


【 図8 】


6.迷ってしまったら…

 ランニングにとって最も大事な道具と言えるシューズ、何年ランニングを経験していても買い替えるときは迷ってしまいます。予算やカラーリングで迷うのであれば少しの時間考えれば決断できるでしょう。しかしながら、履き心地で悩んだ場合は細かい部分を気にし出すと選びにくくなります。 『こちらはココがいい感じで、こっちはココが気に入ってるけれど、どちらを選んだらいいだろうか…』、どちらも良いところがあって捨てがたい、そんな悩みだと思います。

 迷った末のことなら総合得点で天秤にかけるしかありませんから、最後の決め手は足の感覚を信じて問題ありません。足の感覚は繊細かつ敏感ですから、かなりいろんなことを感じとって評価を付けることができます。クッション性/屈曲性/足型/重量/グリップ力など、ほぼ全ての要素を無意識にも自分に合ったものかどうかを的確に評価できるのです。相談し試し履きしながら数を絞ってきたシューズで、最後迷ったときは足の感覚で決めても失敗することはまずありません。


最後に

 ランニングシューズは履き心地が大切です。 ですがカラーやデザインも正直気になるところ。 希望のカラーを店員さんに伝え出来る範囲で”履き心地”と”カラーデザイン”両方満足できる一足を一緒に探してみましょう。 トレイルランニングシューズの中にも通常のランニングに適したものがあり、デザインも一風変わっているので選択肢に入れると面白いかもしれません。

 価格については、5,000円/7,000円/10,000円と上がるに従い丁寧なつくりとなりフィット感も増していきます。 初心者最初の一足であればシューズ価格も気になるところ。 そちらも含め店員さんと上手にシューズ選びをしてみましょう。



【 ランニングシューズの選び方 】